みえ‐がさね【三重重ね/三重襲】
1 三重になっていること。また、そのもの。 2 裏と表との間に中陪(なかべ)を入れて仕立てた衣服。「五位十人は、—の唐衣」〈源・宿木〉 3 「三重襲の扇」の略。
みえがさね‐の‐おうぎ【三重襲の扇】
檜扇(ひおうぎ)の板数8枚を一組とし、それを三つ重ねたもの。女房が用いた。
みえ‐ぐる・し【見え苦し】
[形シク]見られることで気がひける。見られるのが心苦しい。「すずろに—・しう、恥づかしくて」〈源・東屋〉
みえ‐けし【見え消し】
「見せ消(け)ち」に同じ。
みえ‐けん【三重県】
⇒三重
みえけんりつ‐かんごだいがく【三重県立看護大学】
三重県津市にある公立大学。平成9年(1997)に開学した、看護学部の単科大学。平成13年(2001)に大学院を設置した。平成21年(2009)公立大学法人となる。
かみ‐の‐みえざるて【神の見えざる手】
市場において、各個人の利己的な行動の集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。アダム=スミスが「国富論」で提唱した。見えざる手。→市場原理 [補説]神の見えざる手(invisible han...
みえ‐しらが・う【見えしらがふ】
[動ハ四]人目を引くように振る舞う。「つねに—・ひ歩(あり)く」〈枕・八七〉
みえ‐す・く【見え透く】
[動カ五(四)] 1 底・中まで透いて見える。向こうまで透けて見える。「硝子越に彼方から—・くのを」〈鏡花・婦系図〉 2 相手が、隠そうとしている考え・意図がよくわかる。「—・いたうそ」
みえ‐だいがく【三重大学】
三重県津市にある国立大学法人。三重農林専門学校・三重師範学校・三重青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。昭和47年(1972)に三重県立大学を併合。平成16年(2004...