むこ‐ご【婿子】
「婿(むこ)」に同じ。「世にあらんものの—になして」〈平家・一〇〉
むこ‐じま【聟島】
東京都、小笠原諸島中の聟島列島の主島。面積約2.57平方キロメートル。明治から昭和にかけて入植も行われたが、現在は無人島。
むこじま‐れっとう【聟島列島】
小笠原諸島北部の列島。聟島のほか、嫁島・媒(なこうど)島などからなる。平成23年(2011)「小笠原諸島」の名で世界遺産(自然遺産)に登録された。
む‐こせき【無戸籍】
親が子の出生の届け出をしなかったために、戸籍に記載されていない状態。
ムコたとう‐しょう【ムコ多糖症】
遺伝的な先天性代謝異常症の一つ。遺伝子の異常により体内酵素の代謝機能が損なわれ、ムコ多糖が蓄積し、臓器の肥大や機能障害などの障害が生じる進行性の小児難病で、小児慢性特定疾患に指定されている。細胞...
ムコ‐たとうるい【ムコ多糖類】
《「ムコ」は粘液類似物の意のムコイド(mucoid)から》粘液質の多糖類。糖質とアミノ酸やウロン酸、またはその硫酸エステルからなる。ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸・ヘパリンなどがある。
むこ‐とり【婿取り】
《「むこどり」とも》娘に婿を迎えること。また、その儀式。
むことり‐むすめ【婿取り娘】
家をつぐために婿養子を迎える必要のある娘。
むこ‐にげ【婿逃げ】
初婿入りの宴の途中で、婿が黙って逃げ帰る風習。婿の食い逃げ。婿の尻逃げ。
むこ‐の‐とまり【武庫泊】
兵庫県武庫川河口付近にあった古代の港。「住吉(すみのえ)の得名津(えなつ)に立ちて見渡せば—ゆ出づる舟人」〈万・二八三〉