やま‐うるし【山漆】
ウルシ科の落葉小高木。山地に生え、ウルシより小形。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉で、枝先に集まって互生し、秋に紅葉する。雌雄異株。6月ごろ、黄緑色の小花が円錐状につく。実はやや丸く、黄褐色の毛が密生。
やぶ‐きり【藪螽蟖】
キリギリス科の昆虫。体長約3.5センチ。体は頑丈で緑色、背面がやや褐色を帯びる。キリギリスに似るが、前翅(まえばね)は長い。成虫は夏に現れ、高木の上にすみ、雄はシュルルルと鳴く。
やつがれ【僕】
[代]《「やつこ(奴)あれ(吾)」の音変化という。古くは「やつかれ」》一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。上代・中古では男女を通じて用いたが、近世以降は、男性がやや改まった場で用いるのに...
ひった‐しぼり【匹田絞(り)】
絞り染めの一種。鹿の子絞りよりやや大きい四角形で一面に絞ったもの。匹田鹿(か)の子。
ひしん‐けい【披針形】
植物の葉などで、平たくて細長く、先のほうがとがり、基部のほうがやや広い形。
ソフト‐めん【ソフト麺】
強力粉に塩と水を加えて練り、細く切ってゆでた食品。スパゲッティーに似るが、やや太くやわらかい。昭和40年代から学校給食に導入されて広まった。正称はソフトスパゲッティー式麺。
つき‐げ【月毛/鴾毛】
馬の毛色の名。葦毛でやや赤みを帯びて見えるもの。また、その毛色の馬。
つい‐こう【追考】
[名](スル)あとからさらに考えてみること。また、その考え。「—する事良(やや)久しと雖(いえ)ども未だ解する能わず」〈織田訳・花柳春話〉
つちや【土屋】
姓氏の一。 [補説]「土屋」姓の人物土屋隆夫(つちやたかお)土屋温直(つちやはるなお)土屋文明(つちやぶんめい)土屋安親(つちややすちか)
つくばね‐がし【衝羽根樫】
ブナ科の常緑高木。山地に自生。葉は革質の長楕円形で先がとがり、枝先では4枚がやや輪状につく。4、5月ごろ、雄花と雌花をつけ、秋にどんぐりがなる。材は建築に使用。