さむらい【侍】
遠藤周作の長編小説。ローマ法王に親書を届けるため海を渡ったある下級武士を描いた歴史小説。昭和55年(1980)年刊行。同年、第33回野間文芸賞受賞。
アナドル‐ヒサル【Anadolu Hisarı】
トルコ北西部の都市イスタンブールにある要塞。ボスポラス海峡の幅が狭くなる部分のアジア側に位置し、対岸のルメリヒサルと対をなす。14世紀末、オスマン帝国のバヤジット1世が東ローマ帝国のコンスタンチ...
サマンダー【Samandağ】
トルコ南部の町。アンタキヤの南約25キロメートルに位置する。古代名セレウキアペリア。古代ローマ時代に築かれたトンネルが残っているほか、海岸保養地としても知られる。
サビニのおんなたちのりゃくだつ【サビニの女たちの略奪】
《原題、(フランス)L'Enlèvement des Sabines》プーサンの絵画。カンバスに油彩。ローマ人がサビニ人をだまして多くの未婚の女性たちを略奪した伝説を描いたもの。パリ、ルーブル美...
サラセン【Saracen】
古代ローマ人がシリア付近のアラブ人に対して用いた呼称。中世ヨーロッパではイスラム教徒をさす言葉として用いられ、イスラム帝国・イスラム文化を、サラセン帝国・サラセン文化などと呼んだ。唐名、大食(タ...
ザルジス【Zarzis】
チュニジア南東部、地中海沿岸の町。フェニキア、ローマ時代を通じて重要な港があったが、7世紀にアラブ人により破壊された。現在は海岸保養地として開発が進められている。
サラミス【Salamis/Σαλαμίς】
ギリシャ中部、サロニコス湾に浮かぶサラミス島の港町。現代名サラミナ。サラミス湾の最奥部に位置する。同島で最も人口が多い。 キプロス島東岸にあった古代都市。ファマグスタの北東郊外に位置する。名...
サラマンカ【Salamanca】
スペイン西部、カスティーリャ‐レオン州の都市。農産物の集散地で、食品工業、化学工業が行われる。ローマ時代に銀の道とよばれる交易路の要地となり、7世紀から11世紀にイスラム教徒の支配を受けた。12...
サボイア‐け【サボイア家】
《Savoia》イタリアの王家。11世紀初め、神聖ローマ皇帝からサボイア伯に任じられたウンベルト1世により創始。1720年、サルデーニャ王国を建国。1861年、イタリア王国成立とともにビットリオ...
アト‐メイダヌ【At Meydanı】
《トルコ語で馬の広場の意》イスタンブールにある古代ローマ時代の遺跡ヒッポドロームのこと。