げ‐し【解司】
式部省のこと。律令制で、官の解免をつかさどったところからいう。
げし‐せん【夏至線】
北回帰線のこと。→冬至線
げし‐てん【夏至点】
黄道上で、黄経90度の点。太陽がここにある時が夏至。
げし‐な・る【御寝成る】
[動ラ五(四)]「ぎょしんなる」の音変化。「お父(とっ)さんは—・ってですか」〈一葉・別れ霜〉
げし‐にん【解死人/下手人】
「げしゅにん(下手人)」の音変化。「累代の家人に囲まれて—乞はれ出す例やある」〈太平記・二七〉
げ‐しゃ【下車】
[名](スル)電車や自動車から降りること。また、電車から降りて駅の改札を出ること。降車。「東京駅で—する」「途中—」⇔乗車。
げ‐しゃく【外戚】
母方の親類。がいせき。げさく。⇔内戚。「内戚にも—にも、女といふもののなむ乏しく侍る」〈宇津保・内侍督〉
げ‐しゃく【解釈】
経典などの文章を説き明かし、その内容をわからせること。
げしゃく‐ばら【外戚腹/外借腹】
本妻以外の女の腹から生まれること。また、その生まれた子。めかけばら。妾腹(しょうふく)。「—の姫君、銀杏の前」〈浄・反魂香〉
げ‐しゅ【下種】
仏語。信仰の種を人々にうえつけること。仏法にはじめて結縁(けちえん)する段階をいう。