ぼんてん‐こく【梵天国】
1 「梵天1」に同じ。 2 《貞享・元禄のころ、浄瑠璃の終わりに祝言としてを語ったところから》物事の終わり。転じて、追い出されること。「既(すんで)の事—になる処を」〈魯庵・破垣〉 室...
たいきょく‐けん【太極拳】
中国で、明代末から清代初ごろに始められたという拳法。円を描くようなゆっくりした動作を深呼吸に合わせて行うのが特徴で、現在では武術としてよりも健康法として中国政府が奨励している。
かくていきゅうふがた‐きぎょうねんきん【確定給付型企業年金】
平成14年(2002)施行された確定給付企業年金法に基づいて設けられた企業年金の一種。確定拠出年金とは違い、将来受け取る年金給付額を決めておいて、そこから算出される掛け金を拠出する年金制度。従来...
かいごりょうようがた‐ろうじんほけんしせつ【介護療養型老人保健施設】
厚生労働省が推進する療養病床再編の一環として、平成20年(2008)5月に新設された施設。同省は医療費の抑制や社会的入院解消のため、介護保険が適用される介護型療養病床の全廃や、医療型療養病床の大...
かげん‐れい【加減例】
法定刑を加重・減軽する方法・順序などを示している原則。例えば、死刑を減軽して無期または10年以上の懲役または禁錮にするとか、同時に刑を加重・減軽するときは再犯加重を最初にして酌量減軽を最後にするなど。
たいようこう‐れいきレーザー【太陽光励起レーザー】
太陽光を反射鏡やレンズで集光し、励起のための直接的な光源として利用するレーザー。外部からの電力を使わず、太陽光のみで励起してエネルギー密度が高いレーザーに変換するため、再生可能エネルギーとして期...
たい‐せい【耐性】
1 環境の変化に対して適応していく生物の能力。 2 病原菌などが一定の薬物に対して示す抵抗力。
みしま‐うし【見島牛】
山口県萩市見島で飼育される日本古来の小型牛。毛色は黒褐色で雌雄とも角がある。体高約1〜1.2メートル、体重約250〜320キログラム。性質は温順。室町時代に農耕・運搬用の役牛として利用されていた...
みきかん‐しゃ【未帰還者】
太平洋戦争後、まだ復員していない軍人・軍属や、自己の意思に反して外地に残留している一般邦人などをいう語。未帰還者留守家族等援護法に規定。
み‐こ・す【見越す】
[動サ五(四)] 1 隔てている物の上を越して見る。「畑を—・して海を望む」 2 将来のことを推しはかる。今後を見通す。予測する。「値上がりを—・して買い占める」