しょうぶ‐がさね【菖蒲襲】
「あやめがさね」に同じ。
しょうぶ‐がた【菖蒲形】
1 ショウブの葉の形に似ていること。特に、刀身についていう。 2 馬具の名。銀面の上部につけて、馬の額に当てるもの。あやめがた。
しょうぶ‐がたな【菖蒲刀】
「あやめがたな」に同じ。《季 夏》
しょうぶ‐きり【菖蒲切り】
昔、端午の節句に、男の子が印地(いんじ)打ちをしたあとで、菖蒲刀で切り合った遊び。
しょうぶ‐くわがた【菖蒲鍬形】
兜(かぶと)の鍬形で、上端がショウブの葉のように鋭くとがったもの。
しょうぶ‐ごと【勝負事】
勝ち負けを争う行為。特に、かけごと、ばくちをいう。
しょうぶ‐ざけ【菖蒲酒】
「あやめざけ」に同じ。《季 夏》「くちつけてすみわたりけり—/蛇笏」
しょうぶ‐し【勝負師】
1 ばくちうち。また、棋士など勝ち負けを競うことを職とする人。 2 失敗する危険のある物事でも、大胆に行える人。「天性の—」
しょうぶ‐したぎ【勝負下着】
俗に、意中の相手の気を引こうとして着用する下着。
しょうぶ‐ずく【勝負尽く】
勝ち負けによって、決着をつけること。「人と人との—、命を捨てば易かりなんと」〈浄・兜軍記〉