なん‐りょう【南涼】
中国の国名。五胡十六国の一。397年、鮮卑の禿髪烏孤(とくはつうこ)が、廉川(れんせん)(青海)に拠って建国。のち、北涼の圧迫で衰退し、414年、西秦に滅ぼされた。
なん‐りょう【南鐐】
1 美しい銀。精錬した上質の銀。 2 江戸時代、二朱銀の異称。長方形の銀貨幣で、1両の8分の1。南鐐銀。南挺(なんてい)。
なんれい‐さんみゃく【南嶺山脈】
中国南部、華南と華中を分ける山脈群。広西チワン族自治区・広東省と湖南省・江西省との境を東西に走る。タングステンの産地。ナンリン山脈。
なん‐ろ【難路】
険しい道。通るのに困難な道。
なん‐ろう【軟鑞】
低融点の鑞(ろう)付けで母材の接合に用いられる合金の総称。ふつう融点が450度未満の錫(すず)・鉛を主成分とする。主に半田(はんだ)をさす。→硬鑞(こうろう)
なん‐ろん【難論】
[名](スル) 1 むずかしい議論。 2 相手を非難して論じること。論難。「不正を—する」
なんわ‐ほくりょ【南倭北虜】
「北虜南倭(ほくりょなんわ)」に同じ。
難(なん)を付(つ)・ける
欠点を指摘して責める。難癖を付ける。「仕上がりに—・ける」