にく‐びょうぶ【肉屏風】
「肉障(にくしょう)」に同じ。「女小姓を—奢りに透間中庭の」〈浄・妹背山〉
にく‐ぶとん【肉布団】
同衾(どうきん)する女性を布団に見立てていう語。
にく‐ふん【肉粉】
獣肉などを乾燥して粉末にしたもの。飼料・肥料などに用いる。
にく‐ぶと【肉太】
[名・形動]文字の線が太いこと。また、そのさま。「—な(の)力強い字」⇔肉細。
にくぶとん【肉蒲団】
中国の好色小説。6巻20回。明末・清初の作家李漁の作といわれ、主人公の未央生が漁色の末に出家する物語。一名、覚後禅。日本でも18世紀初めに出版された。
にく‐へん【肉片】
肉の切れ端。
にく‐ぼそ【肉細】
[名・形動]文字の線が細いこと。また、そのさま。「—な(の)活字」⇔肉太。
にくま‐れ【憎まれ】
1 人から憎まれること。 2 「憎まれ口」の略。
にくまれ‐ぐち【憎まれ口】
人に憎まれるようなことを言うこと。また、その言葉。「—をたたく」
にくまれっ‐こ【憎まれっ子】
かわいげがなく、だれからも好かれない子供・人。