さんまい‐おろし【三枚下ろし】
魚を料理するとき、頭を落とし、上身・下身の片身二枚と中骨に切り離すこと。三枚。
さんまい‐かぶと【三枚兜】
錏(しころ)が三枚の板からなる兜。三枚錏の兜。
さんまい‐がさね【三枚重ね/三枚襲】
3枚重ねて着るようにした一組みの小袖。
さんまい‐がた【三枚肩】
一挺(ちょう)の駕籠(かご)に三人がつき、二人ずつ交代で担ぐこと。三枚。
さんまい‐ガルタ【三枚ガルタ】
カルタ賭博(とばく)の一。めくりカルタのうち、一から十までの札40枚を用い、順にめくって手札との3枚の合計の末尾の数字が九に最も近い者を勝ちとするもの。
さんまい‐がわ【三枚革】
鎧(よろい)の札(さね)の重ね方の一。小札(こざね)といため革3枚とを交互に重ねて厚くおどしたもの。
さんまい‐ざさ【三枚笹】
紋所の名。笹の葉3枚を組み合わせてまるく図案化したもの。
さんまい‐そう【三昧僧】
三昧堂・常行堂などに常住して、法華懺法(せんぼう)や不断念仏などを修する僧。三昧衆。御坊聖。
さんまい‐とう【三昧湯】
寺院などで、暑気払いのために沸かす薬湯。
さんまい‐どう【三昧堂】
僧が中にこもって、法華三昧や念仏三昧を修する堂。特に、法華経についての長講を行う堂。