したじ‐し【下地師】
彫金の素材となる彫下地(ほりしたじ)を作る職人。
したじ‐ちゅうぶん【下地中分】
中世、年貢や土地にかかわる荘園領主と地頭との紛争解決の一方法。下地を折半してお互いに領有を認め合うもの。地頭が一円領主化する契機となった。
したじっ‐こ【下地っ子】
「下地(したじ)6」に同じ。「早く芸者の—にお出しと」〈鴎外・雁〉
したじ‐まど【下地窓/助枝窓】
壁下地の竹または葦(あし)をそのままにした窓。多く茶室に用いる。
した‐ぞめ【下染(め)】
[名](スル) 1 本染めの前の準備として染めること。混用できない二種以上の染料で染めるとき、その一種でまず染めるなど。下掻き。 2 物事を思いどおりに運ぶためにあらかじめしておく準備。「酔うた...
した‐ぬり【下塗(り)】
[名](スル)塗装や彩色などの際に、下地を塗ること。また、その塗ったもの。
した‐ばり【下張り/下貼り】
[名](スル)襖(ふすま)・屏風(びょうぶ)などの下地。また、それを張ること。⇔上張(うわば)り。
しまじょう‐こうぞう【島状構造】
蒸着などで生じる、無数に分割された島のような構造。一様な薄膜が形成されず、下地の温度が高い場合になることが多い。島状組織。
しもじしま‐くうこう【下地島空港】
沖縄県宮古島市にある空港。地方管理空港の一。昭和54年(1979)開港。宮古島の西約7キロメートルの下地島に位置する。愛称、みやこ下地島空港。
しろ‐した【白下】
《白砂糖の下地の意》サトウキビを煮詰めてできた、砂糖の結晶と糖蜜のまざった半流動物。精製を繰り返して和三盆などに加工。