せけん‐ずれ【世間擦れ】
[名](スル)実社会で苦労した結果、世間の裏に通じて悪賢くなること。「—していない人」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「世間を渡ってずる賢くなっている」と、「世の中の考えか...
世間(せけん)に鬼(おに)はない
世の中には無慈悲な人ばかりでなく、情け深い人もいるものだ。渡る世間に鬼はない。
せけん‐ばなし【世間話】
あたりさわりのない、世の中の一般的な話。気のおけない雑談。
せ‐さい【世才】
世の中の事情に通じ、たくみに世渡りのできる才能。世故の才。「—にたけた人」
せ‐じ【世事】
1 世の中の事柄。俗事。「—にうとい」 2 「世辞」に同じ。「不相変(あいかわらず)愛嬌も—も無いが」〈紅葉・多情多恨〉
せ‐じょう【世上】
1 世の中。世間。「—のうわさ」 2 あたり一面。四方。「—も静まりて門に立ちよれば」〈浮・一代男・二〉
せ‐じょう【世情】
1 世の中のありさま。せいじょう。「—に明るい」 2 世間の人情。俗人の心。せいじょう。「—に通じている」
せ‐じん【世人】
世の中の人。世間の人。「—の注目を一身に集める」
せ‐じん【世塵】
世の中の煩わしい雑事。俗事。せいじん。「—を逃れる」
せ‐そう【世相】
世の中のありさま。社会のようす。「現代の—を反映する事件」 [補説]書名別項。→世相