とう‐じょう【搭乗】
[名](スル)船舶や航空機などに乗り込むこと。「宇宙船に—する」「—員」⇔降機。
どう‐じょう【同乗】
[名](スル)一つの乗り物に一緒に乗ること。乗り合わせること。「タクシーに—する」
に‐じょう【二乗】
[名](スル) 1 ある数・式に、同じ数・式を掛け合わせること。自乗。平方。 2 仏語。 ㋐声聞(しょうもん)乗と縁覚(えんがく)乗。 ㋑大乗と小乗。
にち‐じょう【日乗】
《「乗」は記録の意》日記。日録。「断腸亭—」
ばい‐じょう【陪乗】
[名](スル)身分の高い人の供をして同じ車に乗ること。「白髪の老侍従を—せしめ」〈木下尚江・良人の自白〉
ばん‐じょう【万乗】
《「乗」は車の意。中国の周代、天子は直轄地から戦時に兵車1万台を徴発することができたところから》天子。また、天子の位。「—の聖主は遠島に遷(うつ)されさせ給ふべしと」〈太平記・四〉
ひら‐のり【平乗】
謡曲のリズムの型の一。七五調の歌詞1句12文字を8拍でうたうのを基本とする。拍子の合う謡の大部分に適用される。→大乗(おおのり) →中乗(ちゅうのり) [補説]ふつう「平ノリ」と書く。
びん‐じょう【便乗】
[名](スル) 1 他人の乗り物に、ついでに乗せてもらうこと。「友人の車に—する」 2 巧みに機会をとらえて利用すること。「ブームに—する」「—値上げ」
ぶつ‐じょう【仏乗】
仏語。 1 一切衆生をことごとく成仏させる教え。一乗。大乗。一仏乗。 2 三乗の一、菩薩乗(ぼさつじょう)のこと。
ぶん‐じょう【分乗】
[名](スル)一団の人々が二つ以上の乗り物に分かれて乗ること。「タクシー二台に—する」