ひがしにほん‐かざんたい【東日本火山帯】
東日本島弧系に沿う火山帯。千島・那須・鳥海・富士・乗鞍の各火山帯に属する火山および白山付近の火山が含まれる。太平洋プレートの沈み込みに伴って形成されたと考えられている。
ひき‐まわし【引(き)回し/引き廻し】
1 引き回すこと。 2 あれこれ世話をやいたり指導したりして、面倒をみること。「お—を願う」 3 江戸時代、見せしめのために斬罪(ざんざい)以上の重刑に付加した刑。処刑前に、罪人を縛って馬に乗せ...
ひじ‐かわ【肱川】
愛媛県西部を流れる川。大洲(おおず)市南部の鳥坂(とさか)峠(標高460メートル)付近に源を発して北流し、同市長浜町で伊予灘に注ぐ。長さ103キロ。流域は林業が発達し、河岸段丘では酪農が盛ん。大...
ひじき【鹿尾菜/羊栖菜】
ホンダワラ科の褐藻。干潮線付近の岩上に生え、冬から春にかけて繁茂。円柱状で多数の枝に分かれ、長さ50センチ〜1メートル。若いうちに採取して乾かし、食用にする。ひじきも。ひずきも。みちひじき。《季...
ひ‐すい【淝水】
中国安徽省中部の川。合肥付近を流れる。383年、東晋の謝玄が8万の兵を率い、前秦の苻堅の90万の大軍を破った古戦場。
ひ‐すい【翡翠】
1 カワセミの別名。雄が翡、雌が翠。 2 カワセミの羽の色。美しく光沢のある髪の色などにたとえる。翡翠色。 3 つやのある緑色の硬玉。また、硬玉と軟玉の総称。主に翡翠輝石からなり、美しさをカワセ...
ひだり‐ふじ【左富士】
東海道で江戸から京に向かう際、道の左側に富士山が見えること。歌川広重の浮世絵にも描かれた。 [補説]東海道は太平洋岸に沿うので、富士山は通常、道の右側に見えるが、茅ヶ崎市南湖(なんご)付近と富士...
ひつじかい‐えいせい【羊飼い衛星】
惑星の環の近傍を公転し、構成粒子に力学的な影響を及ぼし、環の形状を維持するはたらきをもつ衛星。名称は群れから羊が離れないように見張る羊飼いになぞらえたもの。土星のF環付近をめぐる第16衛星プロメ...
ひとつば‐かいがん【一ツ葉海岸】
宮崎県南東部、宮崎市北東部の日向(ひゅうが)灘に面する海岸。南北にほぼ一直線の砂浜が10キロメートル以上続く。砂浜内部では高さ28メートルに達する海岸砂丘が見られる。大淀川河口付近には潟湖(せき...
ひとつば‐たご【一葉たご】
モクセイ科の落葉高木。高さ約10メートル。葉は楕円形で、長い柄をもち、対生する。雌雄異株。5月ごろ、白い花を円錐状につける。花びらは四つに裂けていて裂片は細長い。木曽川付近および対馬に分布。名は...