すま・う【住まう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「す(住)む」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》 1 住んでいる。住みつづける。「郊外に—・っている」 2 舞台で、俳優がすわる。座に就く。「花道より政澄、上下衣装に...
すみ‐あら・す【住(み)荒らす】
[動サ五(四)]長く住んで破損したり汚したりする。「—・された家屋」
すみ‐う・い【住み憂い】
[形][文]すみう・し[ク]住みづらい。住みにくい。「—・くない場所というものは全く少いものだね」〈藤村・桜の実の熟する時〉
すみ‐うか・る【住み浮かる】
[動ラ下二]一定の家や場所に住まないでさすらう。「此の耳売りたる僧、南都を—・れて、吾妻の方にすみ侍るが」〈沙石集・七〉
すみ‐か【住み処/住(み)家/棲(み)家/栖】
1 住んでいる所。住まい。「—を移す」 2 好ましくないものの住む所。「鬼の—」
すみ‐かえ【住(み)替え】
1 住居や居所を替えること。「—用マンション」 2 奉公人や芸妓などが雇われ先を替えること。くらがえ。でがわり。
すみ‐か・える【住(み)替える】
[動ア下一][文]すみか・ふ[ハ下二] 1 住居や居所を替える。移り住む。「郊外の一戸建てに—・える」 2 奉公人や芸妓などが雇われ先を替える。「山田の新町から—・えた、こんの島屋の新妓(しんこ...
すみ・く【住み来】
[動カ変]長い間住み続ける。また、特に、男が女の家に長い間通い続ける。「年を経て—・こし里を出でていなばいとど深草野とやなりなむ」〈伊勢・一二三〉
すみ‐こみ【住(み)込み】
住み込むこと。また、その人。通いに対していう。「—のお手伝いさん」
すみ‐こ・む【住(み)込む】
[動マ五(四)]使用人や弟子などが主人の家などに寝泊まりして仕事をする。「—・んで働く」