すみのえ‐の‐かみ【住吉神/墨江神】
住吉(すみよし)大社の祭神である表筒男命(うわつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・底筒男命(そこつつのおのみこと)の総称。伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が日向(ひゅうが)の檍原(...
すみ‐は・つ【住み果つ】
[動タ下二] 1 いつまでも住む。最後まで住む。「その昔(かみ)世を背きなましかば、今は深き山に—・てて」〈源・蜻蛉〉 2 夫婦関係を固く通す。「かく世に—・て給ふにつけても、おろかならず思ひ聞...
すみ‐はな・る【住み離る】
[動ラ下二] 1 すみかを離れる。世間から離れて住む。「思ひ棄て給へる世なれども、今はと—・れなむをあはれにおぼさる」〈源・橋姫〉 2 住まいを別にする。別々に住む。「同じ家の内なれど、方異(か...
すみ‐ばしょ【住(み)場所】
住む場所。すみどころ。すみか。
すみ‐み・つ【住み満つ】
[動タ四] 1 場所いっぱいに人が住む。人数がひとところに寄り集まって住む。「勢ひことに—・ち給へれば」〈源・玉鬘〉 2 満足してそこに住む。「内の大い殿の姫君と、—・ちておはする」〈栄花・根合〉
すみよし【住吉】
大阪市の南西部、住吉区・住之江区あたり一帯の地名。古くは「すみのえ」と称されたが、平安初期以降「すみよし」とも読まれるようになったもの。 大阪市南部の区名。昭和18年(1943)阿倍野・東住...
すみよし【住吉】
姓氏の一。 [補説]「住吉」姓の人物住吉具慶(すみよしぐけい)住吉如慶(すみよしじょけい)
すみよし‐いけ【住吉池】
鹿児島県姶良(あいら)市にある火口湖。直径約500メートル、水深約30メートル。約8000年前のマグマ水蒸気噴火によって形成された。約3キロ西にある米丸マールとともに「米丸・住吉池」として活火山...
すみよし‐おどり【住吉踊(り)】
大阪の住吉大社の御田植神事に行われる踊り。歌い手は上に御幣をつけ、縁に幕を垂らした大傘を立て、手の割り竹で傘の柄を打ちながら歌う。数人(本来は四人)の踊り手は縁に幕を垂らした菅笠(すげがさ)をか...
すみよし‐かい【住吉会】
東京都港区赤坂に主たる事務所を置く指定暴力団。山口組に次ぐ勢力を有し、関東を中心に活動する。明治期から存在した住吉一家が昭和33年(1958)に他の組織との連合体として「港会」を結成。後に住吉連...