すみよし‐く【住吉区】
⇒住吉
すみよし‐じんじゃ【住吉神社】
山口県下関市にある神社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと))ほか四神。本殿は国宝。長門(ながと...
すみよし‐たいしゃ【住吉大社】
大阪市住吉区にある神社。旧官幣大社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと))・神功皇后。本殿は住吉造...
すみよし‐づくり【住吉造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、屋根は反りがなく、棟に千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)を置く。内部は二室に分かれ、それぞれの正面に板扉を設ける。住吉大社本殿が代表例。
すみよし‐どりい【住吉鳥居】
住吉大社などにみられる鳥居の形式。明神鳥居の柱・笠木・島木が角材になり、貫(ぬき)が柱内に収まるもの。
すみよし‐にんぎょう【住吉人形】
住吉で製作された土製の人形。喜々猿・千疋猿(せんびきざる)など。
すみよし‐は【住吉派】
大和絵の流派の一。住吉如慶を祖とし、その子具慶が江戸幕府の奥絵師となって、京都の土佐派と並び称されるようになった。
すみよしものがたり【住吉物語】
鎌倉初期の物語。2巻。作者・成立年未詳。源氏物語・枕草子に名がみえるが、現存の物語は改作といわれる。中納言の姫君は継母の悪計を避けて住吉の尼のもとに身を寄せるが、長谷観音の利益(りやく)で少将と...
すみ‐わた・る【住み渡る】
[動ラ四] 1 ずっと住みつづける。1か所に長く住む。「橘(たちばな)の林を植ゑむほととぎす常に冬まで—・るがね」〈万・一九五八〉 2 男が女のもとに通いつづける。「忠房のぬしのむすめ東の方を、...
すみ‐わ・びる【住み侘びる】
[動バ上一][文]すみわ・ぶ[バ上二]生きて暮らしていくことをつらく思う。住みにくく思う。「口を聞く相手もない冷たい下宿に、一日一日を—・びて」〈三重吉・小鳥の巣〉