きょうゆう‐こんごうぶつ【共融混合物】
複数の成分が混ざり合う溶液から、同時に融解または析出してできる、2種以上の微細な結晶の混合物。溶液全部が結晶化するまでその温度は一定に保たれ、このときの温度を共融点という。共晶。共析晶。
きょ‐か【挙家】
一家の者全部。「或は—遠方に移住し」〈福沢・福翁百話〉
きるい‐きそげ【着類着殺げ】
《「きそげ」は着ふるしの意》衣類一切。着る物全部。「わづかの田地—、お光めが櫛笄(くしかうがい)まで売代(うりしろ)なし」〈浄・歌祭文〉
ぎょうむていし‐めいれい【業務停止命令】
金融庁が金融機関に対して行う行政処分の一つ。金融機関の法令違反が著しい場合や、財務内容の悪化が深刻な場合などに、期限付きで業務の一部または全部を停止することを命じる。業務改善命令も併せて出される...
くい‐か・ねる【食(い)兼ねる】
[動ナ下一][文]くひか・ぬ[ナ下二] 1 食べるのに苦労する。「かたくて—・ねる」「多すぎて全部は—・ねる」 2 暮らしに困る。「一人でも—・ねるほどの薄給」
くい‐き・る【食(い)切る】
[動ラ五(四)] 1 歯でかみ切る。「縄を—・る」 2 全部食べてしまう。食べ切る。「二人分の料理を—・ってしまう」
クオーク【quark】
ハドロンを構成している基本粒子。単独では存在できないがハドロン内に実在するとされる。全部で6種類あり、すべての物質はクオークと電子・ニュートリノなどのレプトンからなる。
くみ‐じゅう【組中】
1 組に属する人全部。 2 組の仲間。また、江戸時代の五人組などの仲間。
くみ‐ほ・す【汲み干す/汲み乾す】
[動サ五(四)]水などを全部くんで、からにする。すっかりくみつくす。「井戸の水を—・す」
ぐるみ【包み】
[接尾]《動詞「くる(包)む」の連用形から》名詞に付いて、そのものを含んですべて、そのものをひっくるめて全部などの意を表す。ぐるめ。「家族—」「身—」