はっ‐てんぐ【八天狗】
愛宕(あたご)・比良(ひら)・大山(だいせん)・大峰・鞍馬・飯綱・彦山・白峰の八山に住むという天狗。
はっとう‐しん【八頭身/八等身】
身長が頭部の長さのおよそ8倍であること。均整のとれた、女性の理想のスタイルとされる。昭和28年(1953)のミスユニバースコンテストのころから流行した語。
はっ‐とく【八徳】
1 八つの徳目。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)。 2 俳諧の宗匠や画工などが着た胴服(どうぶく)。 3 《「八徳の水」の略》「八功徳水(はっくどくすい)」に同じ。
はっと‐の‐さい【八斗の才】
《「南史」謝霊運伝から》詩文にすぐれた才能。宋の詩人謝霊運が魏(ぎ)の曹植の才をほめて、天下の詩の才の全体を1石とすると、8斗は曹植、1斗は自分、残りの1斗を他の詩人が受け持っていると言ったとい...
はっ‐とん【八音】
「はちおん」の連声(れんじょう)。
はっ‐ぱく【八白】
九星の一。五行では土に属し、東北とする。
はっ‐ぴゃく【八百】
《八の百倍の数から》物事の数の多いことをいう語。「うそ—」
はっぴゃくや‐ちょう【八百八町】
江戸市中に町が多数あることをいう語。江戸中の町々。 [補説]開府当初は三百余町であったものが、江戸中期には千町を超えていた。
はっぴゃくや‐でら【八百八寺】
京都に寺院が多数あることをいう語。
はっぴゃくや‐ばし【八百八橋】
大阪の河川・運河に囲まれた地形と橋が多数あることをいう語。