その‐ば【其の場】
1 その事が行われた場所。「偶然—に居合わせた」 2 すぐその場所。すぐその席。即座。「難問を—でたちまち解いた」
そのば‐かぎり【其の場限り】
その時だけのことで、あとには関係しないこと。「—の話」
そのば‐しのぎ【其の場凌ぎ】
あとのことは考えずに、その場だけをとりつくろうこと。また、そうした態度・口実。一時しのぎ。そのばのがれ。「—の答弁」
そのば‐のがれ【其の場逃れ】
「其の場凌(しの)ぎ」に同じ。「—のうそ」
その‐ひ【其の日】
1 その当日。「—は寒かった」 2 さしあたっての今日。今日現在。「—の暮らしに追われる」
そのひ‐かせぎ【其の日稼ぎ】
定職がなく、その日の都合であちこちで稼ぐこと。
そのひ‐ぐらし【其の日暮(ら)し】
1 その日の収入で、その日をやっと過ごすこと。また、そのような余裕のない生活。 2 目的や理想もなく、毎日を何となく過ごせればそれでいいという生き方。「—の怠惰な生き方」
そのひ‐すぎ【其の日過ぎ】
「其の日暮らし」に同じ。「—の貧しき者、稼げども稼げども一升の米の価をだに儲(まう)けかね」〈仮・浮世物語・二〉
そのひ‐そのひ【其の日其の日】
1日1日。毎日毎日。「—を大切に生きる」
その‐ひと【其の人】
[名] 1 人を表す語の下に付けて、それを強調する。ほかならぬその人。当人。「最初に逃亡したのは、ほかでもない司令官—だった」 2 その分野ですぐれた力をもっている人。その分野で著名な人。「政...