ぎょう‐せき【凝析】
⇒凝結2
ぎょう‐ぜん【凝然】
[ト・タル][文][形動タリ]じっとして動かないさま。「—として彫塑の如く佇(たたず)めり」〈芥川・開化の殺人〉
ぎょう‐たい【凝滞】
[名](スル)物事の流れがとどこおって通じないこと。「富は益々一部に—する」〈魯庵・社会百面相〉
ぎょう‐ちゃく【凝着】
[名](スル)⇒付着2
ぎょうちゃく‐まもう【凝着摩耗】
二種の固体の接触面の凝着部分がせん断されることによって生じる摩耗。
ぎょう‐どう【凝当/凝濁】
杯の底に残った酒。また、その酒で、杯の口を当てた部分を洗い流すこと。また、杯の飲み残しを捨てるための容器。魚道(ぎょどう)。「—と申し侍るは、底に凝(こ)りたるを捨つるにや候ふらん」〈徒然・一五八〉
ぎょう‐ねん【凝念】
思いをこらすこと。また、その思い。
ぎょう‐ぼう【凝望】
[名](スル)目をこらしてながめること。じっと遠くを見つめること。
ぎょう‐り【凝離】
⇒偏析
ぎょう‐りつ【凝立】
[名](スル)身動きもせず、じっと立っていること。「ヂドは色を喪(うしな)いて—すること少(しば)らくなりき」〈鴎外訳・即興詩人〉