せっしょく‐ぶんかい【接触分解】
軽油や重油を、触媒を用いて加熱分解し、高オクタン価のガソリンを製造すること。クラッキング。
せっせん‐かそくど【接線加速度】
質点の加速度をその軌道の接線方向に分解した成分。速さをvとすると、大きさは時間による変化率dv/dtで表される。→法線加速度
セルラーゼ【cellulase】
セルロースのグリコシド結合を加水分解する酵素。カビ類・土壌細菌・酵母・軟体動物などに広く存在する。ウシやウマなどの草食動物やシロアリは腸内細菌のセルラーゼを利用してセルロースを分解している。セル...
セルロース‐ナノクリスタル【cellulose nanocrystal】
パルプや綿などを濃度60パーセント以上の硫酸や塩酸で酸加水分解し、針状結晶のみを残したもの。CNC。
セレブロシド【cerebroside】
動物の脳や神経に存在する糖脂質。広義には脳以外の臓器に見られるグルコセレブロシドを含む場合もある。加水分解で糖を失うとセラミドになる。ガラクトセレブロシド。
セレブロン【cereblon】
たんぱく質の分解に関与する酵素複合体の構成因子。サリドマイドによる発達異常は、サリドマイドがセレブロンと特異的に結合して酵素の活性を阻害することによって起こる。
セロ‐オリゴとう【セロオリゴ糖】
グルコース数個が結合したオリゴ糖。工業的にはセルロースを酸加水分解することによって得られる。→セロビオース
セロビオース【cellobiose】
グルコース2分子が結合した二糖類。セルロースにセルラーゼなどの酵素をはたらかせるか、酸加水分解によって得られる。非水溶性のオリゴ糖の一種。化学式C12H22O11
せんこう‐ひかりぶんかいほう【閃光光分解法】
パルス光をナノ秒からミリ秒という極めて短時間、試料に照射し、そのスペクトルを分析する手法。光解離・光異性化などの光化学反応による反応中間体や遊離基の状態を調べることができる。閃光法。フラッシュ光...
せんこう‐ほう【閃光法】
⇒閃光光分解法