ていじ‐ぶ【提示部/呈示部】
《exposition》楽曲において、主題またはそれに代わる重要な素材が提示される部分。特にソナタ形式において第1・第2主題が初めて現れる部分。
てがた‐こうかんじょ【手形交換所】
一定の地域内にある多数の金融機関が一定の時刻に集合し、各金融機関が持ち寄った他行を支払場所とする手形・小切手などを呈示・交換して決済するための団体。また、施設・場所。 [補説]日本では明治12年...
てんだい‐しゅう【天台宗】
法華経を根本経典とする大乗仏教の一派。575年隋の智顗(ちぎ)が天台山にこもって大成。日本へは奈良時代に唐僧鑑真(がんじん)が初めて伝え、平安初期に最澄が比叡山に延暦寺を建て開宗。のち、山門派と...
デジタル‐じょうざい【デジタル錠剤】
小型のセンサーを埋め込んだ、医薬品の錠剤。服用すると、センサーが胃液と反応して信号を発し、患者の服薬状況を記録する。2017年、米国FDA(食品医薬品局)が初めて承認した。デジタルメディシン。
デジタル‐ドル【digital dollar】
米国で導入が検討されている中央銀行デジタル通貨(CBDC)。現状ドルが基軸通貨としての役割を果たしており、導入には慎重な姿勢だったが、2022年、FRB(連邦準備制度理事会)が初めて発行に向けた...
で‐ぞめ【出初め】
1 初めて出ること。特に、新年になって初めて出ること。 2 「出初め式」の略。
でぞめ‐しき【出初め式】
正月に消防士や鳶(とび)の者が初めて勢ぞろいをし、消防作業の演習を行う行事。このとき、鳶の者の梯子(はしご)乗りが演じられる所もある。多くは1月6日に挙行。《季 新年》「—梯子の空の上天気/風生」
デッカ‐こうほう【デッカ航法】
電波航法の一。二つの局から送られてくる電波の位相差を測定し、その軌跡から双曲線を得て船の位置を求める航法。英国デッカ(Decca)社が開発し、第二次大戦中、ノルマンディー上陸作戦で初めて使用。
デビュタント【debutante】
初めて社交界にデビューする、年頃の女性。 [補説]元来は、フランス語。英語の口語ではdeb, debbyともいう。
デビュー【(フランス)début】
[名](スル) 1 社交界・舞台・文壇など公の場に、新人が初めて登場すること。初舞台。初登場。「華々しく—する」「—作」 2 俗に、初めて何かをすること。新たに何かを始めること。「眼鏡—」