はく‐り【薄利】
[名・形動]利益の薄いこと。少しの利益。また、そのさま。「—な(の)商売」
はくり‐たばい【薄利多売】
品物一つ当たりの利益を少なくし、たくさん売ることで、全体の利益を多くすること。
はげたか‐ファンド【禿鷹ファンド/ハゲタカファンド】
経営破綻に陥った企業に投資し、短期間に効率よく利益を回収する投資ファンドを批判的にいう語。弱った企業に目をつけて一方的に利益を得る手法をハゲタカの習性になぞらえた呼称で、こうした行動をとる不良債...
はせい‐しゃかい【派生社会】
血縁や地縁などの自然的紐帯(ちゅうたい)に基づく基礎社会から派生した、類似あるいは共通の利益に基づく人為的、目的的な社会や集団。
はた‐あきない【旗商ひ】
米相場などで、現物なしに相場の上がり下がりだけを見て空売買をし、利益を稼ぐこと。また、その人。「今ひとりは北浜の—する人」〈浮・一代女・三〉
早(はや)い者(もの)勝(が)ち
人より先にした者が利益を得るということ。「—の観覧席」
腹(はら)を肥(こ)や・す
地位・職務を利用して利益をはかる。私腹を肥やす。「天下の富を集めて剛造輩の—・すと思えばこそ癪に障るが」〈木下尚江・火の柱〉
腹(はら)を剖(さ)き珠(たま)を蔵(ぞう)す
《「唐書」太宗本紀から》命よりも財物を大切にする。自己の利益や欲望のためには、生命をも粗末にする。本末転倒であること。
はんざいひがいしゃほご‐ほう【犯罪被害者保護法】
《「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律」の略称》刑事裁判の手続きにおいて、犯罪の被害を被った人やその家族の心情を尊重し、またその被害の回復に資する措置を定...
ハンザ‐どうめい【ハンザ同盟】
《(ドイツ)Hansaは集団の意》13世紀から16世紀にかけて北欧の商業圏を支配した北ドイツの都市同盟。リューベック・ハンブルクなど北海・バルト海沿岸の諸都市が結成。商業上の共同利益の保全、海上...