うま‐ぞい【馬添/馬副】
馬に乗った貴人に付き添っていく従者。うまぞえ。うまさえ。「随身、—のかたち」〈源・行幸〉
くるま‐ぞい【車副】
牛車(ぎっしゃ)の左右について供奉をする従者。「心ある朝ぼらけに、急ぎ出でつる—などこそ、殊更めきて見えつれ」〈源・東屋〉
すない‐すけ【少輔/少副】
⇒しょう(少輔)
せい‐ふく【正副】
正と副。正式のものと、その補助や控えとなるもの。「—二通の書類」「—議長」
たい‐ふ【大輔/大副】
律令制で、八省および神祇官の次官のうち、少輔・少副の上に位する者。
はき‐そえ【佩き添へ/帯き副へ】
太刀に添えて腰に着ける小刀。脇差し。「いつも—にし給ひける御所作り兵庫鎖(ひゃうごぐさり)の御太刀」〈太平記・一七〉
ふく【副】
1 主なものに伴って補佐となること。また、そのものや人。副知事・副委員長など。 2 書物・書類の原本を写した控え。写し。「正—二通の申請書」⇔正。
ふく【副】
[音]フク(呉)(漢) [訓]そう そえる すけ [学習漢字]4年 1 主たるものにつき添うもの。控え。「副業・副将・副賞・副食・副審・副本/正副」 2 添える。「副葬・副木」 3 余計につけ加...