ひでのやま‐らいごろう【秀ノ山雷五郎】
[1808〜1862]江戸後期の力士。第9代横綱。陸奥(むつ)の人。本名、橋本辰五郎。旧姓、菊田。5尺4寸(約164センチ)という、史上最も身長の低い横綱。→第8代横綱不知火(しらぬい) →第1...
ひら‐まく【平幕】
1 相撲で、幕内力士のうち、横綱と三役を除いた者。前頭(まえがしら)。 2 平張りの幕。「ここかしこに—うたせられ」〈狂言記・二千石〉
びんぼう‐がみ【貧乏神】
1 人にとりついて貧乏にさせるという神。また、貧乏をもたらす人のたとえ。 2 相撲で、十両の筆頭力士の称。給金は十両でありながら、幕内力士とも取り組まされるところからいう。
ふたはぐろ‐こうじ【双羽黒光司】
[1963〜2019]力士。第60代横綱。三重県出身。本名、北尾光司。史上初の幕内優勝経験がない横綱。→第59代横綱隆の里 →第61代横綱北勝海(ほくとうみ)
ふたばやま‐さだじ【双葉山定次】
[1912〜1968]力士。第35代横綱。大分県出身。本名、龝吉(あきよし)定次。優勝12回、69連勝を達成。引退後、年寄時津風となり、日本相撲協会理事長も務めた。→第34代横綱男女ノ川(みなの...
ふれ【触れ】
1 触れること。広く一般に告げ知らせること。 2 (「布令」とも書く)官府から広く世間に告げ知らせること。また、その文書。布告。「—が出る」→御触(おふ)れ 3 相撲で、取組前に両力士の名を呼び...
ふんどし‐かつぎ【褌担ぎ】
《関取の回しを担いで運ぶところから》 1 相撲で、最も位の低い力士の俗称。 2 その世界で最も低い位置にいる者。下っぱ。
ほくとうみ‐のぶよし【北勝海信芳】
[1963〜 ]力士。第61代横綱。北海道出身。本名、保志信芳。優勝8回。引退後、年寄八角。日本相撲協会理事長。→第60代横綱双羽黒 →第62代横綱大乃国
ほん‐ばしょ【本場所】
大相撲で、力士の地位・給金を決定する番付作成の基準となる正式の場所。もとは春(1月)・夏(5月)の2回であったが、現在は1月の初場所(東京)、3月の春場所(大阪)、5月の夏場所(東京)、7月の名...
まえだやま‐えいごろう【前田山英五郎】
[1914〜1971]力士。第39代横綱。愛媛県出身。本名、萩森金松。優勝1回。引退後、年寄高砂(たかさご)。ハワイ巡業の実現など大相撲の国際化につとめ、初の外国人関取高見山を育てた。→第38代...