こうりゅう‐しょうじ【交流消磁】
消磁の一種。交流電流などによって生じる磁場により磁性体の磁化を消し去ること。磁性体にかける磁場の振幅を漸近的に零に近づけることで消磁する。
こ‐えい【孤影】
独りぼっちでもの寂しそうに見える姿。「—悄然(しょうぜん)として去る」
倒(こ)けつ転(まろ)びつ
たおれたりころがったり。あわてふためいて走るようすをいう。「—逃げ去る」
こそげ‐おとす【刮げ落(と)す】
[動サ五(四)]削るようにして取り去る。「鍋の焦げつきを—・す」
こつ【忽】
[名]数の単位。1の10万分の1。→位(くらい)[表] [ト・タル][文] [形動タリ]にわかであるさま。突然。「—として消え去る」
事(こと)去(さ)・る
事が過ぎ去る。過去のものになる。「時移り—・り、楽しび、悲しび行きかひて」〈徒然・二五〉
子(こ)を棄(す)つる藪(やぶ)はあれど身(み)を棄(す)つる藪(やぶ)はなし
困窮して子を捨てることはあっても、自分の身を捨て去ることはできない。
こんでい‐ごま【犍陟駒/金泥駒】
《(梵)Kaṇṭhakaの音写》悉達(しった)太子が、出家するため王宮を去るときに乗った白い馬の名。
さきだっ‐て【先達て/先立って】
[副]《「さきだちて」の音変化》 1 さきごろ。先日。「わたしが—去る所へ参ったが」〈滑・浮世風呂・四〉 2 他よりさきに出かけて。前もって。「数馬の小姓坂田一角は—やしきへ帰れば」〈伎・水木辰之助〉
さし‐あし【差(し)足】
1 音を立てないように、足をものに差し入れるようにつま先から静かにおろしてゆく歩き方。「抜き足、—、忍び足」 2 競馬で、先行馬をゴール直前に抜き去る走りぶり。「—のいい馬」