とっとき【取っとき】
「とっておき」の音変化。「—の芸」
とっ‐ぱず・す【取っ外す】
[動サ五(四)]「とりはずす」の音変化。「制限を—・す」「賭けをしたら—・して負けたから」〈洒・船頭深話〉
とっ‐ぱら・う【取っ払う】
[動ワ五(ハ四)]「とりはらう」の音変化。「余計なものは—・ってしまえ」
と‐つか【取柄】
弓や鞭(むち)などの握りの部分。
とら・す【取らす】
[動サ下二]「とらせる」の文語形。
とら・せる【取らせる】
[動サ下一][文]とら・す[サ下二] 1 目上の者が目下の者に物を与える。「ほうびを—・せる」 2 (動詞の連用形+接続助詞「て」の形に付いて、補助動詞のように用いる)…してやる。「夫れ相応に世...
取(と)らぬ狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう)
まだ捕まえてもいない狸の皮を売ることを考えること。手に入るかどうかわからないものを当てにして計画を立てることのたとえ。
とられん‐ぼ【取られん坊】
遊女に金品をまきあげられる客。「金のあるほど—」〈吾妻物語〉
とり【取(り)】
[名] 1 取ること。また、その人。多く他の語と複合して用いる。「音頭—」「かじ—」「月給—」 2 《多く「トリ」と書く》寄席で、最後に出演する人。「—をつとめる」 3 最後に上演・上映する呼...
とり‐あい【取(り)合い】
1 一つのものを取ろうとして争うこと。奪い合い。「席の—」 2 つり合っていること。また、取り合わせ。配合。「上着にかかはらず、肌着との—なり」〈色道大鏡・三〉