アンティキティラとう‐の‐きかい【アンティキティラ島の機械】
ギリシャ南部、ペロポネソス半島とクレタ島の間に浮かぶアンティキティラ島の近海で発見された金属製の遺物。古代ギリシャ時代につくられた多数の歯車を組み合わせた機械で、その歯車の枚数から、サロス周期や...
いけやせき‐すいせい【池谷関彗星】
昭和40年(1965)9月、日本の池谷薫と関勉が互いに独立して発見した彗星。同年10月に近日点を通過した際には満月より明るくなり、20世紀有数の大彗星になった。近日点通過の直前に核が分裂し、その...
い‐そう【位相】
1 解析学で、極限や連続の概念を定義できるように、抽象空間(集合)に与えられる適当な構造(部分集合)。トポロジー。 2 物理学で、振動や波動などの周期運動の過程でどの点にあるかを示す変数。正弦関...
いど‐へんか【緯度変化】
地球の自転軸が少しずつ移動するために、地球上の緯度が周期的に変化する現象。
いんせい‐げんそ【陰性元素】
化学結合するとき、電子を引き寄せる傾向の強い、すなわち陰性成分となりやすい元素。電気陰性度が高く、周期表では右側上方に位置する。⇔陽性元素。
ウェスト‐すいせい【ウェスト彗星】
1975年8月、デンマークのリチャード=ウェストが発見した彗星。1976年2月に近日点を通過した際、核が四つに分裂して急激に増光。同年2月から3月にかけて見かけの尾の長さが20度に達する大彗星に...
ウエーブレット‐へんかん【ウエーブレット変換】
《wavelet transformation》ある信号について、時間変化の情報を損なうことなく周波数解析を行う手法。フーリエ変換で周期関数の重ね合わせを利用したように、ウエーブレットとよばれる...
うちゅうのちょうわ【宇宙の調和】
《原題、(ラテン)Harmonice mundi》ケプラーの著した天文学書。1619年刊。ケプラーの第3法則(惑星の公転周期の2乗と太陽からの平均距離の3乗が比例する)を提唱。世界の調和。→ケプ...
うちゅう‐ろん【宇宙論】
宇宙の起源・構造・状態・変化などについての理論。哲学的、形而上学的な考察が行われたが、アインシュタインの相対性理論によって近代的な考察が始められた。宇宙は絶えず膨張を続けているという膨張宇宙論、...
うなり【唸り】
1 うなること。また、それに似た声や音。「機械が—をあげる」 2 凧(たこ)につけて、風の力で鳴らすもの。また、その音。鯨のひげや籐(とう)を薄く削り弓形にしたものなどを糸に張る。 3 振動数の...