ひんし‐ろん【品詞論】
文法の一部門。ある言語にはどのような品詞を区別すべきか、諸言語に共通する品詞があるかなどを研究する。
ひんじ‐がやつり【品字蚊帳吊】
カヤツリグサ科の一年草。湿地や水田に生え、高さ10〜30センチ。根際から細い線形の葉が出る。夏から秋、茎の頂に緑褐色の球状の穂を3個つける。名はこれを品の字に見立てたもの。
ひんじ‐も【品字藻】
サトイモ科の水生の多年草。池などの水中に浮く。体は茎・葉の区別がなく、長さ1センチほどの矢じり形をし、細い柄でいくつもが連なる。体の左右に幼体をつけて繁殖し、名はこれを品の字に見立てたもの。
ひん・する【品する】
[動サ変][文]ひん・す[サ変]物事の品質や優劣を批評する。「彼を—・し此を評して」〈木下尚江・良人の自白〉
ひん‐せい【品性】
道徳的基準から見た、その人の性質。人格。「—を養う」「教育者としての—を疑う」
ひん‐そう【品藻】
品定めすること。品評。
ひん‐たい【品胎】
《「品」の字が三つの部分よりなるところから》一度に三児を妊娠すること。また、一度に三児が生まれること。三胎。三つ子。
ひん‐だい【品題】
[名](スル) 1 品さだめ。品評。 2 題目。
ひん‐ち【品致】
品物の趣。品柄(しながら)。
ひん‐ちゃ【品茶】
1 茶を品評すること。 2 何種類かの茶を飲み、その種類を言い当てる遊戯。