いちみ‐とうがらし【一味唐辛子】
唐辛子だけを砕いて細かくした香辛料。七味唐辛子に対していう。
さわ‐とうがらし【沢唐辛子】
オオバコ科の一年草。田や沼などに生え、高さ12〜24センチ。線形の小さい葉が対生し、夏から秋、上部の葉の付け根に淡黄色の花がつく。実はトウガラシに似る。
しし‐とうがらし【獅子唐辛子】
トウガラシの栽培品種。果実は楕円形で先が平たく、縦に溝がある。古くから日本で栽培されたピーマン。また、小形のピーマンをいう。ししとう。
しちみ‐とうがらし【七味唐辛子】
香辛料の一。唐辛子・黒胡麻・麻の実・山椒(さんしょう)・陳皮(ちんぴ)・けしの実・青海苔(のり)または紫蘇(しそ)の実などを混ぜて粉末にしたもの。七味。七色(なないろ)唐辛子。
しま‐とうがらし【島唐辛子】
トウガラシの一品種。南西諸島で栽培される。果実は小さめで3センチほどだが、辛味が強い。→こおれえぐす
とう‐がらし【唐辛子/唐芥子/蕃椒】
ナス科の一年草。枝を多く出し、葉は長卵形。夏、葉の付け根に白色の5弁花をつける。実は細長く、初め緑色で秋に熟すと深紅色になる。ふつう果皮や種子の辛味が強く、香辛料や薬用にする。南アメリカの原産。...
なないろ‐とうがらし【七色唐辛子】
「七味(しちみ)唐辛子」に同じ。
にっこう‐とうがらし【日光唐辛子】
日光から産するシソで巻いた塩漬けトウガラシ。日光巻き。
は‐とうがらし【葉唐辛子】
トウガラシの葉。佃煮(つくだに)などにして食する。
ふしみ‐とうがらし【伏見唐辛子】
トウガラシの一品種。京都の特産。長さ10〜15センチ程度で、先端がとがっていて細長い。辛みが少なく柔らかい。伏見甘長(あまなが)。