ばん‐せい【蛮声】
下品な大声。荒々しい声。
ばんどう‐ごえ【坂東声】
坂東人に特有の音声。坂東なまり。「おおいおおい、と—で呼ばり立って」〈鏡花・草迷宮〉
ひきいれ‐ごえ【引き入れ声】
息を吸い込むようにして、かすかにいう声。「ことなる事なき男の—して、艶(えん)だちたる」〈能因本枕・二七〉
ひと‐こえ【一声】
1 一度出す声や鳴き声。「鶴の—」 2 短い言葉を発すること。ちょっと言うこと。「隣に—かけて出掛ける」「大臣の—で決まる」
ひと‐ごえ【人声】
人が話をする声。「どこかで—がする」
ひょう‐しょう【平声】
《「ひょうじょう」とも》 1 漢字の四声の一。上平(じょうひょう)・下平(かひょう)の総称。⇔仄声(そくせい)。 2 日本漢字音や国語アクセントの声調で、低く、平らで抑揚のない発音。へいせい。
ひょう‐せい【平声】
⇒ひょうしょう(平声)
へい‐せい【平声】
⇒ひょうしょう(平声)
び‐せい【美声】
美しい声。耳に快い声。⇔悪声。
びんが‐の‐こえ【頻伽の声】
迦陵(かりょう)頻伽の鳴き声。非常に美しい声や仏の声のたとえにいう。