がい‐てん【外転】
上肢や下肢を体の正中線から遠ざける動きをいう。たとえば、体の横に垂らした腕を真横に上げていく動きがこれにあたる。→内転
がいてん‐きん【外転筋】
四肢や指などを体の正中線から遠ざける働きをする筋肉。三角筋・中殿筋・母趾外転筋など。→内転筋
がいてん‐しんけい【外転神経】
眼球を外側に向ける働きを支配する運動神経。脳橋の下側から出て、外側の眼球直筋に達している。第六脳神経。外旋神経。
がい‐でん【外伝】
正式の記録以外の伝記。本伝に載っていない逸話など。また、それらを集めた記録。「赤穂義士—」
がい‐でん【外電】
外国から打ってきた電報。特に、外国の通信社から入るニュース。
がい‐とう【外套】
防寒などのため、衣服の上に着るゆったりした外衣。オーバー・マント・二重回しなどの類。《季 冬》「—の釦(ボタン)手ぐさにただならぬ世/草田男」 [補説]作品名別項。→外套
がいとう【外套】
《原題、(イタリア)Il tabarro》プッチーニ作曲のイタリア語によるオペラ。全1幕。1918年初演。フランスのパリを舞台に、セーヌ川の荷船の船長と若い妻、および妻の不倫相手である部下の若者...
がい‐とう【外灯】
建物の外に取り付けた電灯。門灯・街灯の類。屋外灯。
がい‐とう‐しょう【外登証】
「外国人登録証明書」の略。
がいとう‐まく【外套膜】
軟体動物の体の表面を覆う膜。イカでは円錐状、タコでは袋状をし、貝類ではその表面や縁から石灰分を分泌して貝殻を作る。外套。