てん‐ぶくろ【天袋】
押し入れや床脇(とこわき)の上部に設ける袋棚。⇔地袋(じぶくろ)。
てん‐ぶつ【天物】
天から授かった物。自然の産物。天産物。「僕は—を汚す悪魔の舌を見るのです」〈木下尚江・良人の自白〉
てん‐ぶん【天分】
1 生まれつきの性質・才能。「—に恵まれる」「—を発揮する」 2 天から与えられた身分・職分。「—をわきまえる」
てんぶん【天文】
戦国時代、後奈良天皇の時の年号。1532年7月29日〜1555年10月23日。てんもん。
てん‐ぶん【天聞】
天子が聞くこと。天聴。叡聞(えいぶん)。
てんぶんほっけ‐の‐らん【天文法華の乱】
天文5年(1536)比叡山延暦寺の衆徒が宗教問答を契機に京都の法華一揆と対立し、洛中洛外の日蓮宗21寺を襲った事件。天文法乱。
てん‐ぷ【天府】
1 地味が肥え、物産の豊富な土地。 2 天然の要害の地。 3 天子の庫。天皇の倉。
てん‐ぷ【天桴/天府】
機械時計に使われる調速器。かちかちと音を立てる部分。これでぜんまいが一定の速度でほどかれる。
てん‐ぷ【天父】
キリスト教で、神。
てん‐ぷ【天賦】
天から賦与されたもの。生まれつきの資質。「—の才能」「運否(うんぷ)—」