おんな‐ひでり【女旱り】
女が少ないため、男が恋愛や結婚などの相手を求めにくいこと。⇔男ひでり。
おんな・ぶ【女ぶ】
[動バ上二]女らしくなる。女っぽく見える。「男(をのこ)の目の細きは—・びたり」〈枕・二三三〉
おんな‐ぶみ【女文】
女性の書いた手紙。「さるまじき(=漢字ヲ書クベキデハナイ)どちの—に」〈源・帚木〉
おんな‐ぶり【女振り】
女としての容姿。女の器量。おんなっぷり。⇔男振り。
おんな‐へん【女偏】
漢字の偏の一。「好」「如」などの「女」の部分。
おんな‐べや【女部屋】
1 女のいる部屋。ふだん女だけが使う部屋。 2 下女などが寝起きする部屋。女中部屋。⇔男部屋。 3 江戸時代、女を入れた牢(ろう)の俗称。
おんな‐まい【女舞】
1 女性がまう舞。 ㋐舞楽で、内教坊(ないきょうぼう)の妓女がまった舞。妓女舞。 ㋑白拍子(しらびょうし)の舞。曲舞(くせまい)・幸若舞(こうわかまい)・田楽・猿楽などで行われた女による舞。 ㋒...
おんな‐みこ【女御子】
皇女。内親王。ひめみこ。おんなみや。⇔男御子(おとこみこ)。「さるべき—やおはせざりけむ」〈源・賢木〉
おんな‐みや【女宮】
おんなみこ。ひめみや。⇔男宮(おとこみや)。「ただ—一所(ひとところ)をぞ持ちたてまつり給へりける」〈源・宿木〉
おんな‐みょうが【女冥加】
「女冥利(おんなみょうり)」に同じ。