おに‐おどり【鬼踊(り)】
悪魔を払うため、鬼の姿をしておどる踊り。
おに‐の‐ねんぶつ【鬼の念仏】
大津絵の画題の一。鬼が法衣を着て、鉦(かね)と撞木(しゅもく)を持った姿を描く。これを室内に貼っておくと、子供の夜泣きがなおるという言い伝えがあった。
おに‐ばば【鬼婆】
1 老婆の姿をした鬼。おにばばあ。「安達原(あだちがはら)の—」 2 残酷で無慈悲な老女をののしっていう語。おにばばあ。
おに‐むすめ【鬼娘】
1 見世物で、死体を食うなどというふれこみの娘。 2 容姿が醜く恐ろしいようすの娘。また、気性の激しい娘。
尾羽(おは)うち枯(か)ら・す
《鷹(たか)の尾羽が傷ついてみすぼらしくなるところから》落ちぶれて、みすぼらしい姿になる。尾羽うち枯れる。「失業して—・した姿」
おはらめしませ【お腹召しませ】
浅田次郎の時代小説。および同作を表題作とする小説集。武士の本義が薄れつつある幕末維新期を舞台に、最後の侍たちの姿を描く。平成18年(2006)刊行。第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞受賞。
お‐はれ【御晴(れ)】
1 晴れ着。また、晴れ姿。 2 貴人を敬って、その外出や臨席をいう語。お成り。
お‐ばけ【御化け】
1 ばけもの。妖怪。変化(へんげ)。 2 死人が生前の姿になってこの世に現れるというもの。幽霊。 3 普通よりずぬけて大きいもの。また、異形のもの。「提灯(ちょうちん)の—」 4 「御化け暦(ご...
おびしろ‐はだか【帯代裸】
細帯を締めただけの、女のだらしのない姿。また、そのさま。細帯姿。帯広裸(おびひろはだか)。
おびとき‐すがた【帯解き姿】
帯を解いたままのだらしのない姿。