こくさいげんしりょう‐いいんかい【国際原子量委員会】
国際純正および応用化学連合(IUPAC)の下部機関の一。1930年に設置。年々精密になる原子量の値を1931年以降発表している。現在の名称は、原子量および同位体存在度委員会。
こくさい‐しゅぎ【国際主義】
1 独立した各主権国家の存在を前提に、相互の協調に基づいて世界の平和と共栄を実現しようとする立場。インターナショナリズム。 2 世界各国の労働者階級が、国際的な連帯・団結を強めようとする立場。イ...
ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔(かえん)太鼓」「文七元結(ぶん...
こ‐しんとう【古神道】
儒教・仏教など外来思想の流入以前に存在したとされる古代の神道。→復古神道
こそう‐きん【枯草菌】
好気性細菌の一。大気・枯れ草・下水・土壌の中に存在する大形の桿菌(かんきん)。病原性はない。鞭毛(べんもう)をもち、炭水化物を分解して酸を作る。
こ‐そん【孤村】
ぽつんと離れて存在する村。
こ‐たい【個体】
1 哲学で、それ以上質的に分割されない統一体で、分割されればそのものの固有性が失われてしまう存在。個物。 2 生存に必要十分な機能と構造をもつ、独立した1個の生物体。→群体
こっかきんきゅう‐けん【国家緊急権】
戦争や大規模災害など平時の統治機構では対処できない非常事態が発生したとき、国家の存立を維持するために国家権力が憲法の一時停止などの非常措置をとる権限。日本国憲法では国家緊急権の規定は存在しないと...
こっか‐ゆうきたいせつ【国家有機体説】
国家を一種の有機体とみる学説。国家は独自に成長発展する生物のような存在とし、国民はそれを構成する細胞にすぎないとする。
こっか‐りせい【国家理性】
国家の存在を至上のものとし、すべてのものが国家の維持・強化を図ることに従属するとした国家行動の基本法則・基準。ルネサンス期のイタリアの都市国家に生まれ、近代ヨーロッパに広まった。レーゾン‐デタ。国是。