はや‐だち【早立ち】
[名](スル)朝早く旅立つこと。「—して次の宿に急ぐ」
はゆま‐うまや【駅馬駅】
駅馬の継ぎ立てをする宿駅。「鈴が音の—の提井(つつみゐ)の水を飲(たま)へな妹が直手(ただて)よ」〈万・三四三九〉
はゆま‐じ【駅馬路】
駅馬の通路。宿駅を設けた街道。うまやじ。えきろ。はいまじ。「—に引き舟渡し直(ただ)乗りに妹は心に乗りにけるかも」〈万・二七四九〉
はら【原】
静岡県沼津市の地名。駿河湾に臨み、東海道五十三次の宿駅として発展。
はら【腹/肚】
[名] 1 動物の、胸部と尾部との間の部分。胴の後半部。また、背に対して、地に面する側。人間では、胸から腰の間で中央にへそがある前面の部分。横隔膜と骨盤の間で、胃腸のある部分。腹部。「魚の—を...
はら‐ごもり【腹籠もり】
1 胎内(たいない)に子が宿ること。妊娠。懐妊。 2 父親が死んだとき、母親の胎内にいた子供。忘れがたみ。遺腹。 3 仏像などの腹中に観音像や経典などを入れこめてあること。また、そのもの。
はらじゅく【原宿】
東京都渋谷区の山手線原宿駅周辺の通称。もとは神宮前・千駄ヶ谷に隣接した地名。近年、若者の集まる商業地区として発展。
はらみ‐おんな【孕み女】
腹に子を宿している女。妊婦。
はらみ‐ご【孕み子】
母親の胎内に宿っている子。胎児。
はら・む【孕む/妊む】
[動マ五(四)] 1 胎内に子を宿す。妊娠する。みごもる。「子を—・む」 2 その中に含み持つ。「矛盾を—・む」「帆が風を—・む」 3 穂が出ようとしてふくらむ。「麦が—・む」