おなつ‐せいじゅうろう【お夏清十郎】
姫路の宿屋但馬屋(たじまや)の娘お夏と手代の清十郎。寛文2年(1662)ごろ駆け落ちしようとして捕らえられ、清十郎は刑死、お夏は狂乱した。この事件を題材とした作品に、井原西鶴「好色五人女」、近松...
おに‐ぼし【鬼星】
二十八宿の一、鬼宿(きしゅく)の和名。→鬼(き)
おばなざわ【尾花沢】
山形県北東部の市。羽州街道の宿駅として発展。南東部の船形山山麓に銀山温泉がある。多雪地帯。人口1.9万(2010)。
オフ‐とう【オフ島】
《Ofu》南太平洋、アメリカ領サモアに属するマヌア諸島の島。東側に隣接するオロセガ島とともに双子の島とよばれ、地形や地質がよく似る。1970年に両島間に橋が架けられた。南部に空港と宿泊施設があり...
おもい‐あつ・む【思ひ集む】
[動マ下二]あれこれと考える。さまざまなことを思う。「さまざまに—・むる事し多かれば」〈源・宿木〉
おもい‐おき・つ【思ひ掟つ】
[動タ下二]あらかじめ、どのように取り計らうかを心に決める。「この—・つる宿世(すくせ)たがはば、海に入りね」〈源・若紫〉
重(おも)い腰(こし)を上(あ)・げる
気が進まないことに、ようやく取りかかる。「—・げてためこんだ宿題に取り組む」
おもい‐つき【思い付き】
1 思いついたこと。ふと浮かんだ考え。「なかなかいい—だ」「—で行動されては迷惑だ」 2 いい考え。おもしろい着想。「お前の言って来て呉れた下宿屋は至極—だと思う」〈虚子・続俳諧師〉
おも‐かくし【面隠し】
《「おもがくし」とも》 1 恥ずかしさに顔を隠すこと。「玉かつま逢はむと言ふは誰(たれ)なるか逢へる時さへ—する」〈万・二九一六〉 2 恥ずかしさを紛らすこと。てれ隠し。「—にや…まめごとをのた...
おやにない‐ぼし【親荷星/親担星】
二十八宿の一、心宿の和名。→心(しん)