じんじょう‐さはん【尋常茶飯】
[名・形動]《ふだん、飲み食いしている物の意から》少しも珍しくないこと。また、そのさま。ありきたり。日常茶飯。「—な(の)出来事」
じんじょう‐しょうがっこう【尋常小学校】
旧制の小学校で、満6歳以上の児童に初等普通教育を施した義務教育の学校。明治19年(1886)の小学校令により設置され、修業年限は初め4年、同40年からは6年。→高等小学校
じんじょう‐せい【尋常性】
普通にみられ、ありふれているさま。また、そのような性質。おもに皮膚疾患について、治療の容易さや症状の重さによらず、広く一般的に発症することを指す。
じんじょうせい‐かんせん【尋常性乾癬】
皮膚に銀白色の鱗屑(りんせつ)を伴う乾燥した赤い発疹ができる、炎症性慢性皮膚疾患の一種。一般的に多くみられる乾癬のこと。
じんじょうせい‐はくはん【尋常性白斑】
⇒白癜(しろなまず)
じんじょうせい‐ゆうぜい【尋常性疣贅】
ヒト乳頭腫ウイルス(主にHPV2型)が皮膚に感染することによって生じる、扁平またはドーム状に隆起した小結節。いわゆる疣(いぼ)のこと。
じんじょう‐ちゅうがっこう【尋常中学校】
旧制中学校の前身。明治19年(1886)高等中学校とともに設置。修業年限5年の男子校で、明治32年(1899)中学校と改称。尋常中学。
じんじょう‐よう【尋常葉】
⇒普通葉(ふつうよう)
じん‐ぼう【尋訪】
[名](スル)おとずれること。訪問。「東海散士を—し、幽蘭女史の境遇を語らん」〈東海散士・佳人之奇遇〉
じん‐もん【尋問/訊問】
[名](スル) 1 問いただすこと。取り調べとして口頭で質問すること。「挙動不審の男を—する」 2 訴訟において、裁判所または当事者が証人などに対して質問を発し、強制的に返答させること。