こ‐がまえ【小構え】
[名・形動ナリ]規模が小さいこと。小規模。「—に商買(しゃうばい)もなりさうなほど」〈浮・禁短気・六〉
こ‐がら【小柄】
[名・形動] 1 体格が普通より小さいこと。また、そのさま。「—な女性」⇔大柄。 2 模様や縞(しま)柄が細かいこと。また、そのさま。⇔大柄。
こ‐ぎく【小菊】
1 観賞用に栽培される花の小さい菊。《季 秋》 2 薄手で小判の和紙。懐紙としてのほか、茶の湯の釜敷(かましき)や鼻紙などに利用される。
こ‐ぎつね【小狐/子狐】
小さいキツネ。また、キツネの子。
こ‐ぎれ【小切れ/小布】
1 布地の小さい切れ端。「—をはぎ合わせる」 2 歌舞伎で、役者の衣装に付属する布製の小物。手ぬぐい・足袋・鉢巻きなど。紙・タバコなどの消耗品を含むこともある。小切れ物。
こぐみ‐ごうてんじょう【小組み格天井】
格天井の格間(ごうま)に、さらに小さい格子組みを入れたもの。平安時代以後の建築に用いられた。組み天井。
こ‐ぐるま【小車】
1 小さい車。おぐるま。 2 「輦車(れんしゃ)」に同じ。
こころ‐せば・し【心狭し】
[形ク]度量が狭い。心が小さい。思慮が浅い。「女郎花(をみなへし)咲ける大野を防ぎつつ—・くや注連(しめ)を結ふらむ」〈源・総角〉
こ‐ごえ【小声】
小さい声。低い調子の声。「—でささやく」⇔大声。
こ‐さび【小皺】
紙張りの烏帽子(えぼし)の、しわの小さいもの。