こ‐さびし・い【小寂しい】
[形][文]こさび・し[シク]なんとなくさびしい。ものさびしい。「—・い日向の中に、万千子と二人で小さい影法師を並べて遊んでいた頃の事である」〈三重吉・小鳥の巣〉
コサージ【corsage】
1 女性が、胸・襟・肩などに留める小さい花束や花飾り。生花・造花などを使う。コサージュ。 2 ⇒コルサージュ1
こ‐ざかな【小魚/小肴】
小さい魚。また、雑魚(ざこ)。
こ‐ざくら【小桜】
1 桜の一品種。花が小さくて色が薄いもの。 2 小さい桜の花形を散らした文様。
こ‐ざしき【小座敷】
1 小さい座敷。 2 母屋に続けて外へ建て出した部屋。はなちいで。 3 四畳半より狭い茶室。一畳半から四畳までをいう。
こ‐ざね【小札/小実】
鎧(よろい)の札(さね)の小さいもの。室町時代に作られた、従来より小形の札をいう。江戸時代以後は札の総称。
こ‐ざら【小皿】
小さい皿。てしお皿。
こ‐しお【小潮】
潮の干満の差が最も小さいこと。また、その日。上弦または下弦の月のころに起こる。⇔大潮。
こしき【甑】
昔、強飯(こわいい)などを蒸すのに使った器。底に湯気を通す数個の小さい穴を開けた鉢形の素焼きの土器で、湯釜の上にのせて使った。のちの、蒸籠(せいろう)にあたる。
こ‐しば【小柴】
1 小さい柴。細い柴。「庭上には—を焚きて」〈鉄腸・花間鶯〉 2 「小柴垣」の略。