テレマックのぼうけん【テレマックの冒険】
《原題、(フランス)Les Aventures de Télémaque》フランスの小説家フェヌロンの長編小説。1699年刊。父オデュッセウスの行方を捜して諸国を巡るテレマックの冒険を描く。ルイ...
てん‐こう【転向】
[名](スル) 1 それまでの、方向・方針・職業・好みなどを変えること。「サラリーマンから小説家に—する」 2 政治的、思想的立場を変えること。特に、共産主義者・社会主義者が、弾圧によってその思...
てんさいときょうじんのあいだ【天才と狂人の間】
杉森久英の小説。小説家島田清次郎の波乱の生涯を描いた伝記小説。昭和37年(1962)刊行。同年、第47回直木賞受賞。
でんえん‐しょうせつ【田園小説】
田園での生活や風物を題材とする小説。19世紀フランスの小説家ジョルジュ=サンドに代表される。
とうしゅうしゃらくさし【東洲しゃらくさし】
松井今朝子の小説家としてのデビュー作。東洲斎写楽を主題とする時代小説。平成9年(1997)刊行。
ときとかわのながれ【時と川の流れ】
《原題Of Time and the River》米国の小説家トマス=ウルフの小説。1935年刊。
とき‐め・く【時めく】
[動カ五(四)] 1 よい時勢にめぐりあって栄える。時を得てもてはやされる。「今を—・く小説家」 2 特に目をかけられてはぶりがよくなる。寵愛(ちょうあい)される。「すぐれて—・き給ふありけり」...
とくのうごろうのせいかつといけん【得能五郎の生活と意見】
伊藤整の小説。小市民的な幸福にしがみつく戦時下の一知識人の姿を戯画的に描く。昭和16年(1941)刊行。題名は英国の小説家スターンの小説「トリストラム=シャンディの生涯と意見」を踏まえたもの。
とめてくれるなおっかさん
昭和43年(1968)、学園紛争中だった東大駒場祭のポスターに書かれたキャッチコピーの冒頭部分。全文は「とめてくれるなおっかさん背中(せな)のいちょうが泣いている男東大どこへ行く」。当時東大在学...
ドライバラ‐しゅうどういん【ドライバラ修道院】
《Dryburgh Abbey》英国スコットランド南東部の町セントボズウェルズにある修道院。スコティッシュボーダーズ地方の4大修道院の一。12世紀にプレモントレ修道会の修道院として創設。イングラ...