こ‐けし【小芥子】
東北地方の郷土玩具。また、その様式をまねたもの。ろくろびきの木製人形で、丸い頭と円筒形の胴からなり、手足はなく、簡単な彩色で主に女児の姿をかたどる。土地によって胴の形や描彩、顔の面相などに特色が...
こ‐けみ【小検見】
江戸時代、大検見(おおけみ)の前に代官の手代が行った検見。しょうけんみ。
しょう‐けんみ【小検見】
⇒こけみ(小検見)
こ‐げら【小啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約15センチで日本では最小のキツツキ。背や翼には黒地に白斑の横縞がある。東アジアに分布。日本では留鳥。《季 春》
こ‐こうじょう【小定考/小考定】
平安時代、定考(こうじょう)の翌日に、大弁以下が集まって、史生(ししょう)・官掌(かじょう)・使部などの官職を定める行事。→定考(こうじょう)
こ‐ごうし【小格子】
1 細い角材を、間を透かして縦横に細かく組んだもの。⇔大格子。 2 江戸吉原の最も格式の低い遊女屋。または、そこの遊女。⇔大格子。 3 細かい格子縞の模様。細かい弁慶縞。⇔大格子。
こ‐ごえ【小声】
小さい声。低い調子の声。「—でささやく」⇔大声。
こ‐ごし【小腰】
1 腰。腰部。また、腰のちょっとしたしぐさをいう。 2 女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付け、前に回して結ぶ細いひも。
こ‐ごし【小輿】
輿の一。台の四辺に朱塗りの高欄を巡らしただけで屋形のないもの。従者がかさを台上の人にかざす。
こ‐ごしょ【小御所】
1 京都御所内の建物の一。紫宸殿(ししんでん)の東北にある。 ㋐室町時代、将軍参内のとき、休息したり装束を改めたりするために設けられた所。 ㋑江戸時代、天皇が幕府の使者、所司代、諸侯などを謁見し...