こ‐だま【小玉】
1 小さい玉。 2 弥生時代から古墳時代にかけて、首飾り・腕飾りなどに用いた直径5、6ミリの丸い玉。多くガラス製。 3 「小玉銀」の略。
こだま‐ぎん【小玉銀】
「豆板銀」の異称。
こだゆう‐かのこ【小太夫鹿の子】
元禄(1688〜1704)のころ、江戸で流行した鹿の子絞り。歌舞伎役者の伊藤小太夫が用いはじめた。江戸鹿の子。
こ‐だら【小鱈】
タラ科の海水魚。全長1.1メートルになる。北大西洋沿岸に生息。背は黒灰色で、腹は白く、黒い側線が走る。胸びれの上に黒い四角の斑がある。年間を通して漁獲され、鮮魚・燻製・冷凍・乾物として流通する。...
こ‐だん【小段】
1 段数の少ない、小さい階段。 2 堤防や築地(ついじ)の斜面の中腹につくる小さな平段。
こ‐だんな【小旦那】
その家の主人を大旦那とよぶのに対し、その子を敬ってよぶ語。若旦那。
こ‐ちご【小稚児】
小さい子供。「年十五、六ばかりなる—の、髪唐輪(からわ)に上げたるが」〈太平記・二〉
こ‐ちどり【小千鳥】
チドリ科の鳥。全長16センチくらい。背は灰褐色、腹は白色、くびに黒い輪があり、目のまわりが黄色い。川や海岸でみられる。
こ‐ちょうはい【小朝拝】
《略式の朝拝の意から。「こぢょうはい」とも》元日に公式の朝拝の儀式のあと、親王以下、六位蔵人(くろうど)以上の者が清涼殿の東庭に立ち並んで、天皇を拝賀する儀式。
こ‐ぢから【小力】
人並みより少しばかり強い力。ちょっとした力。「やせてるわりに—がある」