せいしん‐すいじゃく【精神衰弱】
フランスの精神医学者ピエール=ジャネの用語。不安症状・強迫症状を示す、体質性の神経衰弱をいう。青年期に多くみられ、有効・適切な行動がとれず、なにをしても完全であるという感じがなく、内省ばかりして...
せいそう‐しゅよう【精巣腫瘍】
精巣にできる腫瘍。主に精母細胞から発生。乳幼児期と青壮年期に多く、睾丸(こうがん)に痛みのないしこりや腫れができる。放置すると他の臓器に転移し、頭痛・吐き気・腹痛・腰痛・息切れなどさまざまな症状...
せいねん‐しんりがく【青年心理学】
青年期の心理と行動を研究する発達心理学の一領域。
セカンド‐エージ【second age】
《「第二世代」の意》成人して、就職や結婚、子供の養育などをする時期。青年期後半から壮年期。→ファーストエージ →サードエージ
せっしょく‐しょうがい【摂食障害】
食物を取る量と回数に偏りが生じ、拒食症または過食症となる障害。二つの症状が交互に現れることもある。家族・学校・職場などにおける人間関係のストレスから発症することが多い。青年期の女性に多く、また先...
そうねんき‐ちけい【壮年期地形】
地形の浸食輪廻(りんね)で、幼年期の次の時期にみられる地形。浸食が進んで山の形が険しくなり、V字谷や急斜面の入り組んだ地形。→幼年期地形 →老年期地形
そうはつ‐へいけい【早発閉経】
通常より若い年齢(43歳未満)で卵巣の機能が停止し月経がなくなること。女性ホルモンの欠乏により、更年期障害・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などが生じやすくなるため、ホルモン補充治療を行う。染色体...
たけいとう‐いしゅくしょう【多系統萎縮症】
成年期に発症する進行性の神経変性疾患。非遺伝性の脊髄小脳変性症の中で最も頻度が高い。ふるえや筋肉のこわばり、動きづらさなどのパーキンソン症状を主体とするMSA-Pと、起立・歩行時のふらつきなどの...
た‐じょう【多情】
[名・形動] 1 情が深くて、感じやすいこと。また、そのさま。「—な青年期」「—多感」 2 異性に対する心が移りやすいこと。また、そのさま。移り気。「—な人」
だいのうひしつきていかく‐へんせいしょう【大脳皮質基底核変性症】
パーキンソン症状(筋肉の固縮・動作緩慢・歩行障害など)と大脳皮質症状(失行・失語など)が同時に起こる病気。中年期以降に発症し、緩やかに進行する。一方の腕が思うように動かせない、動きが遅くなるなど...