ひっ‐かけ【引っ掛け/引っ懸け】
1 ものに何かを掛けること。また、そのためのもの。 2 「引っ掛け帯」「引っ掛け結び」の略。 3 相撲のきまり手の一。出てくる相手の手を引き、そのまま土俵外に出す技。 4 わなを仕組んで人をだま...
ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】
引っ掛け結びにした帯。
ひっかけ‐さんがわら【引っ掛け桟瓦】
裏面の上部に突起のある瓦。瓦桟(かわらざん)に引っ掛けて葺(ふ)く。引っ掛け瓦。
ひっかけ‐むすび【引っ掛け結び】
女性の帯の結び方の一。お太鼓結びにしないで、帯の端を下へ垂らしておくもの。
ひっかけ‐もんだい【引っ掛け問題】
誤った答えを出すような種などを仕込んで、正答を出しにくくした試験問題やクイズ。
ひっ‐か・ける【引っ掛ける/引っ懸ける】
[動カ下一][文]ひっか・く[カ下二] 1 ものにかけてぶら下げる。「上着を椅子に—・ける」 2 突き出たものやはりめぐらしたものなどに動きを妨げられる。「敷居に足を—・けてころぶ」「釘に—・け...
ひっ‐かつ・ぐ【引っ担ぐ】
[動ガ五(四)]勢いよくかつぐ。「御輿(みこし)を—・いで練り歩く」
ひっ‐かぶ・る【引っ被る】
[動ラ五(四)] 1 勢いよくかぶる。すっかりかぶる。「布団を—・って寝た」「水を頭から—・る」 2 他人の責任などをしょいこむ。引き受ける。「罪を一人で—・る」
ひっ‐きり【引っきり/挽っ切り】
1 のこぎりでひいて切ること。 2 歯の細かく幅の狭いのこぎり。 3 きれめ。「—の無い人通りも」〈鏡花・日本橋〉 4 女性をののしる言葉。ひっきれ。「付け上がったる—め」〈浄・布引滝〉 5 《...
ひっきり‐なし【引っ切り無し】
[形動]絶え間なく続くさま。切れ目のないさま。「—に人が通る」「—に電話が鳴る」