ろう‐ろう【琅琅】
[ト・タル][文][形動タリ]玉や金属が触れ合って鳴るさま。また、音の美しいさま。琅然。「—たる風鈴の音」
ろう‐ろう【老老】
[形動タリ]非常に年老いたさま。よぼよぼ。「景家が母、—として」〈盛衰記・三一〉
ろく【陸/碌】
[名・形動] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)正常なこと。まともなこと。満足できる状態であること。また、そのさま。まとも。「—な品物がない」「—に休みもとれない」 2 (陸)土地や物の面の...
ろく‐そっぽう【陸そっぽう/碌そっぽう】
《近世江戸語》 [形動]あとに打消しの語を伴って、満足な状態でないさまを表す。ろくな。「どうで—な事はねえはずだ」〈滑・浮世風呂・二〉
[副]「ろくすっぽ」に同じ。「—およぎも知らねえで」〈...
ろく‐ろく【碌碌】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 平凡で役に立たないさま。たいした事もできないさま。「最近の一二年は…—と送った事だが」〈宇野浩二・苦の世界〉 2 小石が多くあるさま。「錫鉄等の鉱石の如きは—...
ろく‐ろく【轆轆】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 車が走って音を立てるさま。「車馬の声が—として聞える」〈二葉亭・浮雲〉 2 馬のいななくさま。「嘶(いば)ふる声は—として」〈浄・大磯虎〉
ろ‐こつ【露骨】
[名・形動]《骨をさらす意》感情などを隠さずに、ありのまま外に表すこと。また、そのさま。むきだし。あらわ。「不機嫌を—に顔に出す」「—な干渉」「—な描写」 [派生]ろこつさ[名]
ロジカル【logical】
[形動]論理的であるさま。「—な推理」
ろ‐どん【魯鈍】
[名・形動] 1 愚かで頭の働きが鈍いこと。また、そのさま。愚鈍。「—なたち」 2 「軽愚(けいぐ)」に同じ。
ロマネスク【Romanesque】
[名]10世紀末から12世紀にかけて西欧に広まったキリスト教美術様式。古代ローマ・ゲルマン民族などの様式に東方の影響も加わったもので、ゴシックに先立つ。特に重厚な教会堂建築に代表され、石造穹窿...