しんけい‐しょう【神経症】
心理的な原因によって起こる心身の機能障害。精神疾患にみられる人格の障害がなく、自分は病気だという意識がある。不安神経症(不安障害)・心臓神経症・強迫神経症(強迫性障害)・心気症・ヒステリーなど。...
しんけいしょうせい‐しょうがい【神経症性障害】
心理的なストレスによって誘発されるパニック障害・不安障害・PTSD・摂食障害などの総称。
しんしん‐しょう【心身症】
精神的・心理的要因から起こる、身体的な症状および疾患。胃潰瘍・高血圧・皮膚炎など。PSD(psychosomatic disease)。
しんしん‐そうかん【心身相関】
心理と生理との作用・活動が相関関係にあること。感情は身体にも適応する形で現れ、また、身体の疲労は心理的意識となって反映する。
しん‐しんりしゅぎ【新心理主義】
20世紀の初め、精神分析学をもとに、「意識の流れ」や「内的独白」の手法によって人間の深層心理をとらえて描こうとした文芸思潮。ジョイス・プルーストらがその代表。日本では昭和初期、伊藤整・堀辰雄らが...
しんそう‐しんりがく【深層心理学】
人間の心の深層、すなわち無意識を研究し、意識現象や行動を説明しようとする心理学。
シンデレラ‐コンプレックス【Cinderella complex】
自立できない女性が、シンデレラのように、理想の男性が現れて幸福にしてくれるのを待つ心理。
しん‐り【心理】
1 心の働きやありさま。精神の状態。「複雑な—」「深層—」 2 「心理学」の略。
しんり‐がく【心理学】
生物体の意識や行動を研究する学問。古くは形而上学の中に含まれ、精神や精神現象を問う学問であったが、19世紀以降実験的方法をとり入れて実証科学として確立。一般心理学・動物心理学・発達心理学・社会心...
しんり‐げんごがく【心理言語学】
言語に関係する活動のすべてを対象とする心理学の一分野。言語の習得、二言語使用、語用論、言語と思考の関係に関する研究など、多様な分野を含む。