しんり‐しゅぎ【心理主義】
哲学の基礎を心理学に求める立場。特に、論理学や認識論上の諸問題を心理的な経験や過程に還元し、解明しようとする立場。⇔論理主義。
しんり‐しょうせつ【心理小説】
作中人物の心理の動きに焦点を当て、その観察・分析を主眼とする小説。フランスを中心に発展したもので、スタンダール・ドストエフスキー・ジョイス・プルーストなどが代表的。
しんり‐せん【心理戦】
1 計画的に情報を操作して、相手の判断・行動を自分に有利になるように誘導すること。 2 「心理戦争」に同じ。
しんり‐せんそう【心理戦争】
喧伝やマスコミによって相手国の世論や行動に圧力を加え、自国の外交や戦争を有利に運ぶ方法。心理戦。
しんり‐テスト【心理テスト】
被検者の性格や精神状態、さらには潜在意識などを判定するとされる簡易的な問い。多く、インターネットや雑誌などで取り上げられるが、心理学的な知見に基づくものとそうでないものとが混在している。
しんり‐びょうしゃ【心理描写】
小説などで、作中人物の心理過程や意識の内面を分析して描き出すこと。
しんり‐りょうほう【心理療法】
催眠・暗示・精神分析などの心理的手段を使い、精神的な働きかけによって病気を治療しようとする方法。スピリチュアルセラピー。精神療法。
シー‐エム‐アイ【CMI】
《Cornell Medical Index》コーネル健康指数。米国コーネル大学医学部の開発した健康調査用心理テスト。
シーラブ‐けいかく【シーラブ計画】
《Sealab project》米海軍の海底居住実験計画。閉鎖環境・高圧環境での生活に対する生理的・心理的影響などの研究を行う。
ジェロントロジー【gerontology】
医学・生物学・心理学・社会学などの面から老年期における諸問題を総合的に研究する学問。老人学。加齢学。